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朝日記150810 仙台牛タン1.5の旅と今日の絵

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 朝日記150810 仙台牛タン1.5の旅と今日の絵

みなさんおはようございます。

徒然こと 仙台七夕のことなど

仙台の七夕祭りをたのしんできました。朝東京駅8:45のやまびこ号で昼前に仙台着です。東京駅の駅弁売店は大賑わい大繁盛ですね。ここですきな弁当とビールを整えての快適な旅です。

仙台七夕はことし戦後復活70回ですから終戦の年に復活したことになります。 天皇の終戦の詔勅の一週間前ですから、この年はどうであったのか、不勉強でしらべていません。

洗練された作品嗜好でした。 それぞれが嗜好をこらした吊るし纏がいつ果てるとなくつづく。浴衣を着流したひとたち、車いすのひと、旅人などで溢れます。ひとつの実体ディスプレーの切れ目のない壮大な吹き流れの森が出来上がっていました。  仙台の商工会と市民、自治体が一体となって、 寅さんの映画とおなじで、ひとつのまつりとして誇っているとおもいました。 震災復興への篤いおもいも込められていることも感じました。

 かつて、出張の折、たべた牛タン麦飯1.5も、久々の食することができ 「これで仙台卒業」と満足でした。それにしても牛タン屋さんはどこも席待ちの列でした。
 ナイトツアーで青葉城址、記念館、武者隊の舞踏、瑞鳳殿など伊達公三代廟所が彩色絢爛豪華な桃山建築で、イルミネーションをしっかり施し、和太鼓演奏のこだまがが神林に躍動する。 ちょっと見かたをかえると古色蒼然も一転、現代化して観光資源になるものよとおもいました。

 絵の画材はなるべくかさ張らないよう準備しました。早朝、広瀬川でのスケッチを目指して、向かいましたが、夜来の雨に舗道は濡れていました。また通り雨にもあって、1キロメートルほど川沿いまで辛うじて至りました。雨が止まず、結局川原に下りずに、ここの公園で、木立の下 同じ雨宿りの猫などのスケッチをして、しっかり、ぬれて宿に帰りました。着物をきた若い女性が偲びがちに帰途を急いでいるすがたもありました。
 二日目は、JR観光バスで、塩釜神社、塩釜の海鮮市場での食事、松島遊覧、瑞巌寺、そしてキリンビールの見学をしました。 海鮮市場は先年 絵のなかまのさかのぼる氏がスケッチされたところですが、岩牡蠣やウニ、アワビ、マグロなどその場でたべられます。 アルコールなどは形式上は禁止されているのでしょうが、公然の秘密で、頼むと手品みたいにさっとテーブルの前に運ばれれてきました。ここでの食事は素朴ですが、牛タンと序列着け難いほどのおいしさでした。
 時間の関係で先へ先へと追い立てれます。 船を待たしてあるという塩釜港から瑞巌寺までの松島遊覧が続きます。津波で塩をかぶっていたのでしょうが、松も青々で変わらぬ松島がありました。ここで、筆ペンで、スケッチします。

このツアーの最大のよびものはキリンビールの仙台工場での見学とビール試飲でした。JRの定期観光とキリンビールが提携していうのでしょう。 こういうビジネスモデルもあるのだと頭のよい企画マンに敬意を表するものです。小1時間で、ビール3杯までどうぞというものですが、うまくできたもので2杯くらいが精々です。

この郊外の地区にビール試飲、水族館、アウトレットなどが集中して 大変活況を呈している様子です。

 さて、その観光ガイドは 年輩の女性で、大分ないですかと尋ねると、 人に語れないほどと笑みを返してきました。 道中、3.11の津波の状況を丁寧に説明してくれました。 こちらは通りいっぺんのことしかわかりませんが、名取川、塩釜、松島、瑞巌寺、それに大量のビールがながれたキリンビールの工場あたりの様子、国道42号線の高速道路に早めに駆け上がったひとが助かったはなしなどをしてくれました。  また、火災保険や地震保険など、突然の災害にきちんと手を打っておくことの大切さ、その明暗を語っていました。

釜石での小学生での訓練で生存者が多かったという事例の話に、少々耳をそばだてます。 当時の群馬大学の先生が、それまでの一般に予測されている最大津波の大きさの確率的な頻度が小さいという見解を持つにいたり、それを警鐘して動いていたそうです。 そのひとつとして、塩釜での児童への自主避難の指導に当たったというものです。 以前にNHKのドキュメンタリーを垣間見ただけで、ああ学者の失敗例かくらいに記憶していましたが、その先生の指導を評価するむねの説明がありました。
私の高校以来の友人が星谷 勝氏で、当時スランフォード大学で確率理論土木工学の世界で注目を集めた新進気鋭の学者でした。 その縁があって、彼の大学院の研究室で、偏微分方程式の応用の連続講義をしたことがあります。そこに聴講しておられたひとりの才能のある若者のことをおもいだしました。群馬大学の先生とはその人・片田敏行氏であったことを記憶しています。 先年、東京都市大学の学長代行になられ、いまもご活躍ときいています。 また、彼の先生、わたくしの友人の星谷氏は、すい臓がんで、他界してはや、13年を経ています。 

たくましい復興ぶりに目が集中する思いの旅でもありました。 

最近は新幹線のおかげで、一泊旅行でずいぶん遠くまで快適な旅ができるようになりましたね。
取り留めもない報告で、恐縮でした。


朝日記150811 仙台七夕の旅と今日の絵

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朝日記150811 仙台七夕の旅と今日の絵

旅の絵と音楽絵画263号七夕の旅をお届けします。

 

 

あたらしい音楽絵画です;

araisumioさんのたなばたの歌唱です。「橘樹節」です、ご覧ください。 Yassie

№ 263先仙台七夕

朝日記150812 青木昌彦経済入門~制度論の地平と拡大ときょうの絵

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朝日記150812 青木昌彦経済入門~制度論の地平と拡大ときょうの絵

(わたくしの朝散歩)

おはようございます。
きのうは、街の図書館に取り寄せを依頼していた本が
用意できたという連絡があり、受け取りにいきました。(新たに購入してくれたようです)
家内が、午後の暑さしのぎにファミレスという誘いに乗ったのでした。
ワンコインでハンバーグランチをたのみ、あとはフリードリンクで 図書館から借りたばかりの本を読みこもうという魂胆でした。この季節は、おばさんたちや、幼児の騒ぎ声も少なく、ちょっと時間をずらせば図書館の閲覧室より快適ですね。
*青木昌彦 経済入門~制度論の地平と拡大 ちくま新書 2014 ISBN978-4-480-06753-1因みにこの本の章立ては以下です。
第1章 経済学をどう読むか
第2章 制度分析の考え方
第3章 制度分析の応用
第4章 制度分析の広がる地平

知識の土地勘として、この本で一番ありがたかったのは第2章での制度分析つまりInstitutionの考え方の状況でした。
認知哲学は、現代分子生物学や脳科学の進展で人文社会学へのパラダイム転換があったようですが、それもすでに1990年代で 私への啓蒙は大分遅い到着といえます。
彼の鍵ワードを荒井流に翻訳して、あげますと以下です;
実施(implementation)と機能(function)の概念的な区分
Institutionをになう主体(agency)と価値観(文化)
Institutionの枠組みとして 機能~構造~文化~制約
ゲーム理論(動的シミュレーション実験)
Institutionの問題領域(ドメイン)(ここに哲学の問題が入ってきます。
*青木さんは、社会科学での状況としてつぎの流派を挙げています;
法実証主義、メカニカルデザイン、サール(二分法(価値と合理的選択)、ビンモア、盛山和夫。
*荒井としては、サール(Searle)の思考構造に目がくぎ付けなりました。(これは青木さんのこの本にはありませんが、彼は意識しているようでした)
機能(function)を 認識論的判断と存在論的実体とのマトリクスで 考えています。
                (判断)
           認識論的主観   認識論的客観
 (実体)
  存在論的主観  (意味論的機能)  (技術的機能)

  存在論的客観  (心理的機能)  (生物学的機能)

          
(これは、Carten Hermann- PillathというひとがSearleの発想を使ってマトリクスにしたものです。このひとの論文はInstitutionの概念のなかにエントロピー概念で解釈を統一しようとした野心的なものです)
カントは経験を尊重して、存在論を排除して、如何に知るかの認識哲学を展開していますので、一見おどろきでもありました。しかし、判断力批判で人間の行動(技術)の機能については形式的提示に止まっています。 現象概念を提示している延長として 当然 実体に即した思考があって当然で
あると理解します。 つまり、認識論哲学と現象哲学が組になっているところがなるほどとおもいました。
これでシステム論での目的論構造を考えてみるのが8月の遊びごとです。

(松島瑞巌寺ほど)

さて、どうしてこんなことを考えることになってしまったかを頭のなかでたどってみます;

たまたま、先回の研究会で「Institution」と「Agence」の概念を スタンフォード哲学ネットで紹介したこと。
なぜこの語に意識が及んだのかは、文化背景の異なる集団の価値の多元主義についてですが、その問題の動機は、イルカ漁のイルカの水族館使用の禁止など「共約不可能性」の問題構造でありました。その問題のさらに動機は、目的性(客観性)の設定上限のようなものをどう考えるという素朴なものです。さらにその出発は、カントの「判断力批判」で、人間理性と自由意志というところからでした。
結局その過程で、問題を解決するための現実は「制度」となりますが、この語のもとになっている「Institution」という概念が思考パラダイムの転換となりうるように気が付きました。ここで、ある先輩筋からのアドバイスがあり、先般亡くなられた青木昌彦さんの経済学を知ったことになります。
で、青木さんのこの世界での功績を確認する結果となったことによります。
これだけ、材料があると暑さしのぎにはなります。
雑駁な語りでおそれいります。

朝日記150816 戦後70年安倍首相の談話についてときょうの絵

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朝日記150816 戦後70年安倍首相の談話についてときょうの絵

みなさん、こんにちは。
きょうは終戦70周年です。
我が家はこの日は水団を食します。
ソーダ水をのむ少女

きのうから今日にかけて安部総理の談話を読みました。
それで 自分のなかでの印象をしずかにまとめようとしています。基本的にはわが畏友・安部忠彦さんのおもいと近いものがあります。この朝日記は、自分の思考のながれを正直に表現する自由をもっていることが、これはすばらしいことであるとおもいます。

戦後70年 安倍首相談話の全文(国語文)とStatement by Prime Ministere Shinzo Abe(政府発表)を日経紙一面の掲載とゆっくり取り組むことにしました。
もうひとつの 参考はひごろワシントンポスト紙からのopinionを追っているので ここにあらわれる反応を直接チェックすることにしました。

太極拳をするひと 1

 

徒然こと 0
* 日本の近代化の宿命、誤った選択と戦争、反省からの70年、これからの決意にわたり、過不足ない内容であると評価します。したがって総じて、これにて 謝罪の繰り返しは区切りをつけた形になると思います。

*先に「21世紀構想懇談会」からの答申が公表され、その内容背景を踏まえて、首相がみずからの終戦70年の見解をのべたことになります。

*ただし、日本がなぜ誤った道に行かざるを得なかったのか、その選択の可能性についての反省は本質的になされていない。本来 この辺をもっと正直に、誠実に(つまりhonest)に掘り下げていないと 我々自身も独立近代国の民として 主体性のなさに浮遊し、いつまでたっても哲学のない民として信頼に欠けることになるのではないかとあらてめて懸念します。

*読んでいて 日本の過去の反省が今の中国の覇権的なうごきへのつよい警鐘に響いてくるのが不思議な感じがしました。また、韓国については、ほとんど関心を示していない。我が国のそういう地政学的な感情気配を感じます。
*欧米が総じて好意に評価していることで、私は安倍総理は風をとらえるとおもいます。
*むしろ、日本が「禊」をすませたとして 頭がめでたく、過去への思考停止をおこすことを警鐘しておきたいとおもいます。
~~~~

ワシントンポストで以下の3つをひろいました;

*日本のリーダーのさきの大戦の謝罪を述べる
Japan’s leader stops short of WWII apology

https://www.washingtonpost.com/world/abe-offers-condolences-as-anniversary-of-world-war-ii-surrender-nears/2015/08/14/30489c66-4030-11e5-b2c4-af4c6183b8b4_story.html?wpmm=1&wpisrc=nl_evening


安倍総理の談話の要点を好意的に紹介しています。公開討論で、一般から日本式の英語でわかりにくい。だれか英語にしてくれないかという意見が印象的です。

*ドイツは先の大戦の反省は受け入れられ、日本はそうでもないこと。
Germany won respect by addressing its World War II crimes. Japan, not so much.
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2015/08/13/germany-won-respect-by-addressing-its-world-war-ii-crimes-japan-not-so-much/

背景が異なるという説明の仕方をしている。ただし一つ違うのは近隣国との付き合い方が違うとしている。
Neighbours by calling things their name. ということをドイツのメルケル首相が安倍総理にアドバイスしたらしい。
「名前を正しくよびあえる隣人」ということでしょうか論語から来ているらしいです。要は、相手の目をみてひとつひとつ丁寧に対応することのようです。
多層的な信頼関係をつくることであろうと思いますが、相手におもねることは軽蔑されますね。

*天皇は安倍政権が平和主義からのかい離を懸念されていることを、王室らしい気品ある態度で批判を出している;
Emperor offers a regal critique of Japan’s drift away from pacifism

https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/a-subtle-voice-of-world-war-ii-remorse-in-japan-the-emperor/2015/08/11/1f2cd402-3fb2-11e5-b2c4-af4c6183b8b4_story.html

天皇の年頭声明や戦場になった国への訪問など、海外からは具体的で説得力をもっていると評価がおおきい。米連邦財務長官のように、表現のわずかなニュアンスに自らの影響力があるとして注視されている。nighbours  by calling things their nameという意味にもっとも近いことを為されていることに気づきます。


*談話を国文を読んで、日本人としてすらすらわかってしまうことに実は問題がありそうです。それは、英文にするとどうしてもはっきりしないことがあることでわかるからです。その辺が、なんであるか、われわれ自身の問題として しずかに顧みることがこれから求められてよいとおもいました。

太極拳をするひと 2



徒然こと1(安部総理の談話から)
英文から入ってみました;ごく平均的な読者として、彼の説明で なにを感じるかを自分に問うことにしました。
全体としては、とくに形式的には 完璧のものであるとおもいました。
なぜ我が国が近代化の途を選んだか。その過程で独立国として西洋列強と同じ土俵に立たざるを得ないこと。
日露戦争が非西洋国におおきな希望を与えたこと。
第一次大戦が、植民地支配終了、と不戦条約という新しい世界価値を生んだが、日本は、その価値を共有する道筋をとることに失敗したこと。 
世界恐慌と経済ブロックからの競合で、結局日本は、現存の世界秩序に挑戦する道を選んでしまったこと。
ここまで談話は一挙に進みます。
 (不思議なことに、日本の1930年代のこの流れの談話は、いまの中国への警告と思わせるものでありました)
談話は、そのあとの日本の「悔悟」repenteringや(痛切な反省)remorse ということばで、我が国の国民、および近隣諸国の国民への言い尽くせな苦痛をもたらしたこと、POWへの不当な扱いなどに触れます。
 そして 後半は、これらに対する責任は、未来にわたって引き受けていくものの、次の世代に、ただ謝り続けることを運命づけることは、暗に理性的でないことを表現されます。
多分このところが 今後の談話の評価を分けるところかもしれません。
そして、最終部分は、再び 経済の自由化を標ぼうし、紛争の萌芽となる閉鎖的なブロックをなくすべく力を尽くすことへのと進みます。
(ここでも 新しい世界秩序の挑戦者に対してきびしく警鐘を与えているところが注目されます)

徒然こと2 (国文と英文の違いで結構大切な部分について)
「力の行使だけではなく、平和的・外交的に解決すべきである。この原則を、これからも硬く守り、世界の国々にも働きかけてまいります」
"Upon,this reflection, Japan will continue to firmly uphold the principle that any disputes must be settled peacefully and diplomatically based on the respect for the rule of law and not through the use of force, and reach out to other countries in the world to do the same"
くどくど並べましたが、このなかの
国文では、「世界の国々にも働きかけてまいります」とさらっとしていますが、英文はどうでしょうか?
"to other countries in the world to do the same"の部分です。
大学の英語の入学試験問題と同じになりますが、the sameをfullに埋めると、如何になります;

"to other countries in the world to do the same(; to firmly uphold the principle that any disputes must be settle d peacefully and diplomatically based on the respect for the rule of law and not through the use of force.)"
つまり、曾ての日本のように力で解決を図る国に対しては、別な対抗手段を用いることの正当性をここで主張していることにならないでしょうか。
(私の感想ですが、この談話は英語の方がさきにできているような気がしますが・・・)


徒然こと 2 (責任と罪に関連して)
"We must not let our children, grandchildren, and even further generation to come,who have nothing to do with that war, be predestined to apologize.Still even so,..."
「あの戦争に」は何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。しかし、それでもなお、・・・」
*この部分は、国文と英文では完全に一致するとみます。
なぜこれをあえて、あげたかというと、このところは、もう少し、本質に立ち入っておかいないと、情意だけでおわり、なにを言いたいのか、内容的に先に繋がらない懸念を持ちます。つまり文章の形式(現象的な規範的判断力)に訴えても、理性に立ち返っての意味(理念としての反省的判断力)が見出せない。
*方向性を責任をもつ倫理と結果に責任を持つ倫理といったのはマックス・ヴェーバーですが、(未来への)責任と(過去に対する)責任について「われわれ」がどう考えるかという問題です。相続放棄のできない相続問題と同じで、これからの世代のひとたちも、未来にたいして方向性と結果に対する責任とも逃れることはできないはずです。その辺の詰めがあまいとみます。したがって説得力がとぼしい。

徒然こと 3.(「われわれ」と「私」)
 外資系のコンピュータ企業のトップをなられ、ミネソタ州の日米協会に顧問をしているウィスコンシン大の同窓の山下宏さんからの話ですが、一番、印象に残ったのは、外資系の企業ではたらくときに一番に、当初困惑したのは、”I"と”We"の峻別に厳しいことであるというものでした。これは、だれが責任の主体であるかの問題です。そういう意味では私が上で使った「われわれ」と「私」の使い分けが、非常にあいまいです。
*具体的にあげると以下です;出てくる主語は当然ながら、”Japan”、"We","I"です。

一番多いのは、大体 "We"です。
文頭に、"We mustlearn from the lessons of history..."ではじまり、説明の区切りに以下のような一行加えています;
"And, seventy years ago, Japan was defeated."
"We must never again repeat the devastation ofwar."
"Thus,we must take to heart this following."
"That is what we must turn our thoughts to reflect upon."
後半になると、Weは頻繁になります。
”We must pass this down ..."
”We engrave in our hearts..."
”We are determined to create such a Japan with the Japanese people,"
また、"I"は、見る限り4か所で、以下の人間としての態度表現です;
"On the 70th anniversary of the end of the war, I bow my head deeply before the souls.... Iexpress my feelings of profound grief and ..."

"When I squarely contemplate this obvious fact, even now, I find myself speechless...."

*タイトルが”Statement by Prime Minister Shinzo Abe"(政府発表)で、ご本人が最高責任者ですから国の責任を背負って、全部 "We"でもよいとはおもいますが、一方で総理大臣個人に特定しての職責を離れても残る責任もあるのではないかと考えます。 そういう意味では”I"が極端にすくない。これが外国人には、理解しにくいところではないかと思ってみます。 
国という組織の長としての規範を示すことはできても、責任者としての人間とての思考、責任への態度が見えてこない。
*刑法では、個人のみが訴追をうける原則であるといいます。 近代社会ですから役割りの分担とそれにともなう責任は、その任にあたる個人です。これが曖昧であるとことが 「日本人12歳説」と評されたことでした。 「全員責任と反省」というのは、法的には成り立たないと理解しています。

*ところで、国文のほうになると もはや主語そのものが希少になります。それでも、日本人なら情緒的にわかってしまう。もっとも最後に「私たちは」が三度繰り返され強調的に使われています。
主語の使い方が、英文でみるとstrangeであるが、国文では するするとわかってしまうのが不思議です。今回の談話で安倍総理に、そこまで追求するのは、酷ですが、日本の文化を考える上で、本質的な問題を含んでいるとおもい述べました。

この種の文章について文体に、国際的な慣用があるのかもしれませんが、無知を承知で、「私」はあえて取り上げました。
徒然ことおわり
ながながお付き合いありがとうござました。
広い意味での制度などのあり方(機能と条件)には mission, vision, and opinionが必要であることが、あらためて重要であることを再確認するものであります。

聖観音(瑞巌寺)




朝日記150817安倍談話の反応と今日の絵

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朝日記150817安倍談話の反応と今日の絵

おはようございます。暑さのなかにも 秋の冷気をふと感じます。

朝日記のきのうの版をfacebookの総理官邸に投稿しました。掲載は成功しました。読んでくれるかどうかはわかりませんが、投稿した実績をひとます意味あるとします。

徒然こと ポスト紙の安倍談話記事での公開討論をよむ

Washington PostのOpinionでのコメントを焦らずに、凝らずに読んでみました。Move on!ということばが 大勢ですね。
貸し借りは当事者が生きている間に決済をつけるものであること、安倍さん自身がもう戦後のひとで、その世代がapologizeしていることの不自然さがでていました。
2000年前にイタリアがブリタンニアを攻めていったことも謝るのかというjokeもでましたが、この問題はアメリカ原住民、奴隷制度、原爆、ベトナム、アフガン・イラク・イランなどアメリカ自身の傷をえぐる問題へとつながることを警戒している雰囲気があります。 なによりも戦後の70年は日本は立派な国であるということが、こういう時のベースになるようです。 空気というのは恐ろしいくもあります。
あきらかに中韓の系統のひとの日本人は頭をぺこぺこ下げる民族であると口汚く罵る意見もでてきます。 さすがに、それをたしなめる意見もならび、日本と戦ったのはアメリカだ、中国は力になったか、韓国は日本の一部ではなかったのかという舌ぽうまででました。

 

この中で、konan007というペンネームで、日本のひとが きちんと歴史事実にもとずいて、論理的にも整理した論陣を張っていることはすばらしいことでした。 特に中共が国になったのは1948年で、その間の彼らの抗日は法的に、テロであるという位置付とします。
韓国人は正式に日本国民であったことから 理のとおらない謝罪を要求しているという筋でした。Konan氏の論旨を別稿でご紹介したいとおもいます。
*こういうさまざまな論争は 読んでいる分にはおもしろいですが、体力が必要ですね。 Neighbour by calling things the name 意見が離れていてもきちんと相手の名前に声をかけて論じることの意味がわかりました。
それにしても分からず屋と果てなく付き合うことに、ため息がでます。

以上はワシントンポスト紙の以下の論説欄にあるコメントからの印象です。

With WWII statement, Japan’s Abe tried to offer something for everyone
日本の安倍が第二次大戦への談話を通じてすべてのひとに語りかけること

https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/with-wwii-statement-japans-abe-tries-to-offer-something-to-everyone/2015/08/14/f1db90e7-2888-46c6-a18c-688bf30a45e3_story.html?tid=hybrid_collaborative_3_na


By Anna Fifield August 14

 

 

 

朝日記150817 「謝る」ことの意味、「事実」を知る意志と今日の絵

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、朝日記150817 「謝る」ことの意味、「事実」を知る意志と今日の絵

みなさんこんばんは。

きのうの午後の後半は、突風と雨でした。江の島から横浜青葉区(住まいから遠くない)に竜巻が通ったとう報道でした。
高校野球も準々決勝で、ときどき観戦して、のびゆく高校生の白熱の空気を賞させてもらいました。東京勢ふたつ、神奈川勢、宮城勢がのこりましたね。

その合間といってはなんですが、このところ英文読みに目がすこし慣れてきたところで、今回の安倍談話に関連してワシントンポスト紙での公開討論を通して読んでみました。

太極拳を習う人たち

徒然こと

安倍総理の戦後70年の談話の記事で、一番 ひきつけたのは
公開討論のところでした。その投書を3っつか4っつ読むと、大体目がなれてきて結局 通して読むことが楽になっていました。

*気の付いたことは二つあります。
ひとつは、「謝る」ということの意味、もう一つは「事実」を知るということと意志です。

*公開討論ですから当然 戦争の勝者側と敗者側、加害者側と被害者側で 意見が鋭くわかれることは予想しますが、このやり取りをつなげて読むと およそその場、ここではアメリカの世論の空気を自分なりに体験できました。
 話す相手のことに思いをいたす(Neighber as calling things name)ことと、語られていることの実際がほんとうはどうなのかの大切さを感じました。

そういう意味もあって、70年関連の記事をさらに追いました;

タイトルは 「中国と日本との戦争は70年まえに終わっているが、たたかいが続いている」

「War between China and Japan ended 70 years ago, but fighting continues」です。

https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/the-war-between-china-and-japan-ended-70-years-ago-the-fighting-continues/2015/07/21/a7f52d29-28ae-4ef7-b48c-56b5cebad3da_story.html


これは、北京で対日勝利70年の記事で 抗日記念館(the Museum of Chinese People's Resistance Against The Japanese Invasion in Beijing)を焦点にして なぜ日中のたたかいがおわらないのかというものでした。
太極拳の先生


*公開討論では、さすがに展示での事実が焦点でした。
とくに南京虐殺の事実性、写真すべてが それ以前の写真を加工したものであることなどを、サイトで見せてくれていました。
また、いわれている南京虐殺をほんとうに日本軍がしたのかが、事実として一方的で疑わしいことの主張も見られました。(本多勝一と山本ベンダサン?との論争をおもいだします)

*それらに耳かたむける意見もおおくみられました。もちろん、感情的に軍国主義の鬼畜として非難いってん張りの主張もあります。現在瞬間ですが、アメリカの一般世論は日本に好意的であり、その隣国には厳しい感情がつよいところが幸いしているかもしれません。

*こういうところに日本のひとが参加が、少ないと以前に書いたことがありましたが。 ところが今回 Last SamuraiやKonan007の投稿子の手際のよい論陣に接し、 一方では心つよく感じましたが、一夜明けると、ところでこの人たちは一体、なにものであろうかという本能的な訝しさも感じました。苦労性ですね。(公開討論とは所詮そういうものと割り切ってしまえばそれでよいのかもしれません。)
*Konan007子が紹介する動画をひとつご紹介します;
On Nanking Masscare
https://tamagawaboat.wordpress.com/



徒然ことおわり

朝日記150822 東京都知事はなにをやっているのだろうかと今日の絵

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朝日記150822 東京都知事はなにをやっているのだろうかと今日の絵

 

徒然こと 東京都知事はなにをやっているのだろうか

 唐突ですが、東京オリンピック準備のコントロールセンターが 私には見えてこなくなって久しい気がします。
以前に友人から、舛添知事の一連の挙動の奇妙さを伝えてきましたが、学者知事としてさすがと都民を納得させるものがあろうかと見守りました。
しかし、新国立競技場の計画見直しに発して、日々のTVニュースなどに接して、リーダーたちがもたれ合っているという何とも頼りなさに呆れるばかりです。 総理が前面にでて調整することで、挽回を期すことで、安堵は得ました。基本的には、これまで練り描いた基本概念を大切にして、進行を透明にして、都民の不安を払しょくして、成功へと一丸となってもりあがることを期待しています。 

 しかしながら、私が、一番腑に落ちないのは、この舛添知事の件です。彼は招聘主催都市の長でありながら、みずから都民の先頭に立ってオリンピックを成功させるために、できることはなんでもやるという姿勢が見られないことです。 この受けとめ方は私のみではないように思います。
石原都知事の時代から繰り返し招聘運動して、猪瀬知事のときに招聘がきまり、都民はもとより国民全体が湧いたことは記憶にあたあらしいです。ブエノスアイレスで安倍首相が、猪瀬知事等歓喜に沸いた。その後、猪瀬氏が政治資金登録の件で失脚しましたとはいえ、東京都が主催都市であり、都民がそれを承けた意志は積極的に継承されるべきものでありましょう。
私から見る限り、舛添氏は他人事のように、ことば巧みに責任を他に押しつけ、平然としている姿勢に、人間の品位としても理解できないものがあります。 
まず、彼の基本姿勢について都民に早急に表明することが必要です。 それで都民ならびに国民がなるほどとなれば一番よいとおもいます。

これまでリコールの動きもでているようですが、そのうえで、知事の姿勢によっては、残念ながら、つぎのステップを整然とすすめるべきであり、また遅きに失する時機に来ているのではないかと思います。 

この辺の状況について、もしおわかりでしたら、お教えください。

朝日記150826公募展「市展」はじまると今日の絵

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朝日記150826公募展「市展」はじまる

おはようございます。
今朝は台風の影響でしょうか、しっかり雨ですね。
ラジオ体操は部屋でします。

徒然こと1  公募展「市展」はじまる

*きのうは、町田市美術協会の公募展「市展」の搬入日で
M50号を運びました。「箱根(稽古場)の風景」という縦置きのパステル画です。このあたりの早川の渓流です。絵のおとうとがえらく気に入ってくれている作品で、額装も特注となりました。

いつものことですが、たくさんの優秀な作品の群集のなかで、ひとりで試験をうける健気な子を残してくる思いになるものです。きょうが初日で 入選審査の結果のはがき通知(例の往復はがきの復便として)が午前中にあります。きょうはおなじ版画美術館で月例のクロッキー会にいきますので 現地で状況を知ることになります。

*例の応募はがきのトラブルがあったことを開催責任者の方から声がかかり、事実を伝えました。まずは、お騒がせしましたと添えました。郵便からも最終報告めいたものが電話でありおわりとしました。
この件にが、郵便局はだいぶ状況確認に動いたようです。しかし着便確認調査というのは受け側としてはわずらわしい問題であり、結局限度があります。他の郵送物に混じるともうアウトになることでしょう。で、最終的に こちらがなんらかの意思表示をかけないと無限サイクルのなかに陥ることを知ります。
* トラブルのきっかけは、郵便局の担当が親切心で往復はがきの切手を貼ってくれて、投函してくれたのはよいが、折り方が逆であったことらしく、往便とならず(送り先に届かず)、「復便」扱いで送り元の私にもどってきてしまったことから始まったものです。どうもこのつまずきが、最後まで尾を引いた事故でした。 「アリの一穴」ではあります。

 


徒然こと2
*ネットで拘束されているらしい老大人の姿を写真をみました。
まわりの雰囲気からして江沢民ではあるのは確かな気がします。 権力闘争の最終段階、否次の大きな体制への相変動となる動的過程を予感せしめます。


朝日記150828  町田市公募展 入選作品「箱根(稽古場)の風景」のこと

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朝日記150828  町田市公募展 入選作品「箱根(稽古場)の風景」のこと

(「箱根(稽古場)の風景)

稽古場とは、宮城野にある古い地名です。早川の上流でこれから原生林が続きます。 絵のおとうとのアトリエがこの地あり 季節の変わり目くらいに逗留し、早朝 ふたりでスケッチに入ります。 イノシシが夜には徘徊するのでちょっと怖々ですが一番気に入っています。なんで(稽古場)というかは、聞くところによると 室町の頃にここに城があり、このあたりが「警護場」であったそうで、後世、転じて「稽古場」となったそうです。 7月の中旬には、宮城野の諏訪神社でのかけ湯の祭りがあります。 獅子舞の獅子が剣を振い、結界を清めてまわり、最後は神社の舞で 大窯でわかした熱湯を、やおら柄杓で掬い、群集に飛沫を掛けます。 実際に熱かったです。

芦ノ湖の観光海賊船は、うごくアトリエとして我が方の定番です。 何度も何度も往復乗船してスケッチします。観光周遊券のメリットです。 外国観光客の方がデッキを圧倒していています。 クラシックな日本の老画家がめずらしく一緒にということで撮影の対象になります。この人たちの情景を描くのもおもしろいです。

天気が当たれば、日に数本しかないバスで大観山で 前方湖青後方麗峰の天下一を夢中で描きます。ここから椿街道を経て奥湯河原へでて古い昭和の街をあるくのも面白いです。

赤いハット、背中に、水彩、油とドライのパステル、墨、コンテ、木炭等々の画材と10号のスケッチブックを背負い、弁慶よろしく重装です。 弟は半紙と鉛筆で、コニカルな菅笠と作務衣で軽装です。 さすがに、荷物の助っ人が必要だねと彼に冷やかされます。

一度 たまたまひとりのとき、箱根古湯の葦湯の温泉水源で足場の板がはずれて水槽に落ちかけました。 幸い片足が淵に残って、結果として事なきを得ましたが、怖かったです。声に障害があることで助けを求められない不都合さが身に染みました。 人生いたるところに青山か?といまも身の縮ませる記憶です。

(稽古場)ですが、水墨風に縦に部分絵を繋げていく実験結果の作品です。我が師匠のおとうとからのヒントで雪舟は、ちいさな紙に絵をし、左右、上下に展げ、大作にしていったとのことです。その伝をつかい、しばらくこのM50サイズで 長めの絵で遊んでみます。

 箱根関連の朝日記から以下二つを掲載します。このなかの音楽絵画に情景がでてきます。

音楽絵画No 251Hakone sketches May 2015と今日の絵

日記140511 音楽絵画 箱根の五月 3篇と 今日の絵

 

(絵のおとうと記念写真)

 

 

 

 

 

朝日記150901 眞殿 宏氏<今月の本棚>と今日の絵

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朝日記150901 眞殿 宏氏<今月の本棚>と今日の絵

おはようございます。
9月になりましたね。
外は雨で、家にてラジオ体操をします。

徒然こと  眞殿 宏氏<今月の本棚>

旧知の友人の眞殿 宏さんの<今月の本棚>をご紹介します。ご参考まで 以下に添付します。
八月は、歴史への回帰の月ですが、氏のブックレビューは
秀逸です。
彼は東燃で石油精製の技術者として、またその後の経営工学の専門家としてその世界で知る人ぞ知るひとです。
今月は「技術者」という眼点から 戦争と戦後を見ていくところが正直おもしろいです。これだけで一冊の本になるほどです。
荒井
~~~~~~

-----Original Message-----
眞殿宏
Subject: <今月の本棚-84(8月)>(眞殿)

 皆様
 如何お過ごしでしょうか?この月の前半は猛暑、後半は秋も中旬の気候。私の様な高
齢者でなくとも身体に堪えたのではないでしょうか?
 お蔭様で当方は元気で孫たちの楽しい夏休みに付き合いました。特に楽しかったのは
、初孫が生まれた年月(2007年10月)にオープンした鉄道博物館に小学2年生の彼と出
かけたことです。忘れられない思い出ができました。

 例月のように<今月の本棚-84(8月)>をお知らせいたします。

<今月読んだ本>は8月と言うこともありかなり偏りがありますが、ご容赦ください。
1)激闘の空母機動部隊(別府明朋ほか)(文庫)
2)ロックフェラー回顧録(上、下)(デイヴィッド・ロックフェラー)(文庫)
3)関東軍とは何だったのか(小林英夫)
4)クルスクの戦い1943(デニス・ショウォルター)
5)原爆を盗め!(スティーヴ・シャンキン)
6)技術者たちの敗戦(前間孝則)
7)帝国日本の技術者たち(沢井実)
 下記ブログにアクセスいただければ幸いです。

ブログ:http://kanazawalibrary.blogspot.jp



気候の変化の激しさはこれからです。どうかお元気にお過ごしください。

 眞殿 宏
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朝日記15090604  介護予防月間をテーマにした音楽絵画そして某国軍事パレードのこと

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朝日記15090604  介護予防月間をテーマにした音楽絵画そして某国軍事パレードのこと

おはようございます。
(Yassie応募作品)


徒然こと 1  動画; 介護予防月間の音楽絵画

きょうは、高齢者の無料パスの手続きの日でした。
多分わずかな所得の差で、私はまだ、適用されません。
大蔵省の家内は 適用され なにか割りけれない気持ちですね。
来月は介護予防月間ということで、パンフレットをここで配る手伝いをしました。配る方と受け取る方の年齢差がないため、やたらと久闊を叙すことになって 立ち話がはじまるので 不思議な社交の場になっていました。
お若いときはさぞ男性を魅惑したであろうご容子で、しゃなり、しゃなりとあらわれます。
 キチンと紅をぬって背筋をぴんとされているのも さわやかでした。
 不思議に紳士方には目がいかないものでしたが、配布を差別したわけではありません。
 十年以上まえに、一緒にヘンデルのメサイアで隣同士ではいあったソプラノのメンバーだった婦人から、あら?!と声を掛けられました。 歳をとるとどんどん世間が狭くなるので、お互い生きてさえいれば、どこにいても昔のなかまに再会ということあるなあとおもいました。 

この介護予防月間のポスターに応募しましたが、パンフ表紙には
採用されませんでした。パンフの裏表紙には、応募ポスターのサムネイル版が掲載されています。10月の間、市庁舎のフロアーに、この応募者ポスターが展示されるそうです。(このなかに3点 Yassie作があります)

月間の応募ポスターを使った動画 音楽絵画を制作しましたが、これをいま「売り出し」中です。
 2点をお送りします。
よろしければ、皆様にご回覧ください。このまま転送すればよろしいとおもいます。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLJ-2JTwLfCf1Xmre4TqwxplfOp8T21NPD


ご感想をいただければ嬉しいです。

徒然こと 2 某国軍事パレードのこと
 C国の軍事パレードにでたかのK国の大統領は 偉いと思っています。 まわりの気持を忖度することもなく、学校劇のように でしゃばって みんなが握手、拍手ということをで、永年のこう着懸案は快刀乱麻解決となる答えを描いたようです。これを素直に考えているようです。ふたつのビッグブラザーの虎の威を借りた信じ込み、偉くなった気分で、こんどはビッグブラザー以外の辺りを上目線で、どうだと睥睨しはじめる。 もともと、一方の北隣のNK国から、かれのビッグブラザーCを奪い取ることを画し、いい気になっているから、NKの感情の襞は揺れる、ビッグブラザーA国からの信頼は如何ばかりや、喜劇的情景の第2幕がまもなく上がります。
ひとごとながら、情けないです。

ところで、北東アジアの情勢は、明治の征韓論のころの話と酷似してきました。
K国の隣の宗家C国からも、欧米列強からも相手にされずに、勘当されたものを、こちら側が抱え込んでしまった図式です。 
いまの問題に立ちかえって、多分かの国は、もとに戻れないでしょう。信義は金に換えられません。ということで、もう対馬海峡の向こう側が、すでに、ロシアならず、彼の宗主国が覇権がおよぶという図式が鮮明となってきている理解しておくべきと考えます。
想像もできなかった図式もありです; 米~日~北朝鮮vs中~韓などもないとはいえません。

結局、かの虎の威を着込んだと思い込んでいる方のアレンジに大見得きりでの 三国首脳会談は、実現しないような気がします。

寅さんの映画のような、おさまるものもおさまらない。筋がわるすぎます。 この段取りのながれで、日本はなんら得るところなしで、国民感情が極度に悪化しているので、当然別のベクトルが働き、結果的にこの筋の段どりからの三国会談は無視され消えてしまうとみます。

ワシントンポストの論説China to cut 300,000 soldiers, speed up military の結びに、そのパレードの主催側メッセージとして以下の表現を置いて括っています。

But Shen Dingli, a professor and associate dean at the Institute of International Studies at China’s Fudan University, said the parade had much to do with Japan — and, as such, with the United States.

“We are telling Japan, ‘Last time you invaded us, we fought you and we won. If you don’t behave in the future, we will fight you again and win again. And we are showing you what weapons we’ll be using to win,’ ” he said. “Should Japan invade again in the future, China will fight it, and if the U.S. stands with Japan, China will fight both of them.”

 

 


(パンフの表紙です。小学生の作品です。

上手ですね)

朝日記150906 偶感二題 と今日の絵

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朝日記150906 偶感二題 と今日の絵

 

偶感二題「芝神明界隈のこと」 と「次の満月の夜には」―SFから学ぶことー」

(ロードショウです。 NPO法人人間環境活性化研究会[HEARTの会]秋季号への投稿予定下書き版として掲載します)

また、絵は 畏友安部忠彦氏が 評価してくださったポスター作品です。オリジナルを掲載します。 ご意見をお寄せください。

(「しずかな港」 町田市介護予防月間2015 応募ポスターから)

~~~~~ 

-偶感二題 その1- 

芝神明界隈のこと

                                                                      会員 荒井 康全

 新入りの時代に、給料日には、芝神明社筋でトンカツ定食を食しました。 「竹屋」という名の店でいまあるかどうかわかりません。 トンカツの話をすると、ひととの話が意外につながります。

芝神明の道筋は 江戸時代の盛り場のひとつであったようです。落語でも芝濱などにも人口に膾炙しているところです。当時の東海道の絵図をながめるとこのあたり増上寺といっしょにその所在が目に入るように描かれています。
 トンカツとは別ですが、「源八」といううなぎやあり、昼にここのジュージューと脂のはねる太いサンマを銀シャリで食するのもたのしみでした。後年、外地にいて、このサンマをおもいだし、やはり日本に帰ろうというおもいをおこしました。
 今はあるかどうか。

芝パークホテルの筋向いに中華の薬膳料理屋で「味芳斉」というのがあっていまでも昼になると行列が並んでいるようです。 ここのひき肉ナス炒め、炒り豚などが秀逸で、気が付いてみたら何日も続けて通っていました。キャベツのピクルスも知られていますがあまり食べなかったです。勤め人は毎日ですから、昼になにをたべるか瞬間にきめるのも迷いますね。
 あるひとが、サバの塩焼きをいつもきまった店できまってたべていると、その人柄を評らわす材料ともなっていました。こんなつまらないことが記憶の寸片にのこり、サバを食べる都度脳裡をかすめます。
 母が芝の生まれで、娘時代にこの辺に三味線やおどりの稽古に通っていたようです。家内の母方の実家がこの先の新橋田村町で 娘のころに神明まで刺繍の糸を買いにきたと話していました。夏のおわりは神明社のまつりで、ここの生姜市やカキ氷のはなしもしてくれました。この氷に季節の区切りを感じていたようです。 

ここは歌舞伎だしものの「め組の喧嘩」で相撲取りと火消しが宴会で喧嘩となり、火事でもないのに半鐘を鳴らした、下町奉行大岡越前守の裁定で、鐘が勝手になったとして島流しにされます。その半鐘も祭りでは飾られます。その鞘当になった場が蕎麦屋「さらしな布屋」はいまもあります。よく残業のおり、かけそばをたべにいきました。 そこに小柄できりっとした娘がいました。あるとき年頃になりかけたであろうその娘の視線を、かすかに感じたような覚えがしました。ただそれだけのことです。そういえば、蕎麦屋のオオオカミからことばを掛けられたこともあったかもしれません。

その娘はそこの小僧さんを跡取りとして結ばれたようです。あのころその小僧さんからひょっと、むけられた視線がときにぎこちなく、あれもしかしたらと、自分に都合のよい解釈をしましたが、こんなこともいま思い出しました。

本郷三丁目駅の交差点に雑貨屋があって、そこの店先の柱に「本郷もかねやすまでは江戸のうち」とあったのを覚えています。芝神明にもうひとつのかねやすという店があったらしく、ここと声明を競ったと入り口に書き添えられていました。いまこの店もなくなりましたね。            (上席化学工学技士 平成27年6月)

 

―偶感二題 その2― 「次の満月の夜には」―SFから学ぶことー

                                                                                  会員 荒井 康全
 はじめに、唐突に、以下の単語をならべ失礼します。(軽くご覧ください)

二酸化炭素、サンゴ、ポリプ(コンクリート集合住宅)、刺胞動物、褐藻菌、炭酸カルシウム、炭素は10の-3%量、  カルシウムは10の0乗%量、遺伝子操作、サンゴ変異体、タンパク質合成抑制酵素、海水・大気溶存化学平衡、大気中二酸化炭素減少、光合成資源不足、アカオニオオヒトデが救世主 ? ・・・・

 ここまでご覧いただくと、全体が凡そ見当をつき、お目通しが御終いとなりそうですが、しばらくお付き合いください。

*これは、第二回日経「星新一賞グランプリ作品「次の満月の夜には」相川啓太(日経広告2015/3/25全文掲載)から鍵語として拾ったものです。筆者は、感ずるところがあって捨てがたく、切り抜きスクラップでのこしておいたものです。 ひと月程経って、菜種梅雨ともいえる雨の日に、手が空いたのでこれを手にとりました。A4紙で、字数10枚程度の短編です。およそ以下のような話です。

~~~~

*サンゴというのは炭酸カルシウムの小胞体の集合構造(ポリプ)です。このコンクリート体を主役の微小生物体が増殖し、その過程でポリプが形成します。この形成の反応は複雑のあり、その決めては 細胞内の酵素反応と小胞体ポリプの表面上の形態反応らしい。とくに後者が反応速度の決め手となるらしい。話では、これをなんらかの方法で手をくわえると新しい構造のポリプが増産(増殖)される。これが微生物のDNA解読と分子操作によってサンゴ変異体の発明ができたとします。そして見事にサンゴの海が復活した。ところが その増殖のブレーキ酵素が組み込まれず、勢いがついてしまって、結局大気中の二酸化炭素までも稀薄にしてしまったというものです。

サンゴは固体と液体の化学平衡で液中に炭酸は残りますが、大気と海水との気液平衡に比らべ、平衡移動速度としては遅く、その意味で、炭素の固定化を意味します。地球危うし。

この小説では、あの憎いアカオニヒトデが、がんばってサンゴを食べてくれて、結果的に、炭酸カルシウムを分解してくれて、かれらが救世主となってくれたというところで一見、めでたしです。  

ところが・・・と、最後の落ちがあります。このサイエンス・フィクション(SF)は、だいたいこういう筋です。

~~~~

カルシウムは海水に10の0乗%オーダー、炭素は10の-2乗%オーダーでしかも地球の表面近傍にあるようです。炭素はその意味では稀少です。
*筆者のこれまで個人的な傾向としてSFにはほとんど関心を示してきませんでした。しかし、昨年のSTAP細胞なども弱酸性溶液、適度の振動操作でできるなど、それだけの記述としては、たとえばレモンを食べて縄跳びすると、できちゃうかも?ということで、さてこれはどんな社会的なインパクトがあるかを思いめぐらしましたが、それがSFと縁があるとは思い至りませんでした。 

今回のこの作者の相川さんは かなりしっかりした科学知識の素養のもとに、ひとつの仮想思考実験をしていると理解して敬服します。(小保方さんと比較しているわけではありません。念のため)

*サンゴ・ポリプの空間サイズ、形態がサンゴ生成のための律速反応(全体の反応過程で最も反応がゆっくりとした中間反応)とすると、ゼオライト触媒のような微小多孔な立体構造のものを生成させるような遺伝子操作の発想もでてきます。(ゼオライトは福島の放射性元素の除去でも着目されました。その後は調べていません)

*話はとびます。ネットでスタンフォード大学の「哲学百科事典」(Encyclopedia of Philosophy)に最近お世話になっています。ここでの記述はしっかりしていて、専門家によって定期的に内容が見直され内容的に信頼性が高いとみています。

*縁があって、ここで認識性(Epistemic)と目的性(Objectivity)というkeywordsで検索しました。そのものはでてきませんでしたが、Scientific Objectivity(科学的目的性)という項目に行き当たりました。特にObjectivityを日本語では如何に訳すかにいまでも思案していますが、とりあえず目的性(客観性)と併記しています。
*なぜそうなったかは、弓矢と標的の関係で標的に当てたいという価値意識(目的性)とその存在を如何に認識(客観性)するかといういわば、「意識」と「現象」とが裏表ではり付いているような概念であるように思えたからです。
*ここで分かることは、現代哲学の世界でも「科学の目的性」が 普遍的認識目的と、実用的効用目的が併存して意味してきたと解説します。 

特に20世紀は後者が前者を圧倒してきたとし、前者は実質的に形骸化されてきたことが指摘されます。 その陥穽が地球環境問題など、高い次元での叡智への空白になって現れているというものです。

*話はながくなりましたが、そんなことで科学技術の進歩に対してのObjectivityにすくなからず思うものであり、特に考え抜かれた思考実験としてのSFのもつ積極的な予言の意味に気が付きます。

ギリシャ時代の哲人が、世界のなりたちやあり方について、第一級の神話を創ったことが、人類への規範を与えたことにもあらためて思いを致しました。

     

朝日記150919  ドナルド・トランプにわくアメリカときょうの音楽会絵画

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朝日記150919  ドナルド・トランプにわくアメリカときょうの音楽会絵画 音楽絵画はアーカイブ No138観世能「絵馬」です。   みなさん、おはようございます。

台風19号は小笠原父島のあたりの報です。
東京の方はひさびさの晴れで、朝靄がかかっています。

徒然こと 1 ドナルド・トラムプのこと ワシントンポスト ザカリア論説から いま 共和党の大統領候補ドナルド・トラムプがアメリカで話題をさらっているようですね。みずからの力で事業に成功し、金持ちになり、国を憂いて立つというところでアメリカンドリームの期待を抱かせます。
あかるくて、討論でのやりとりを聞くと、ちょっと乱暴な表現ながら率直で、賢い印象を与えます。ワシントンポストの公開討論で ファリード・ザカリアが、「トランプ「中国、日本やメキシコも’我々を殺しはしない」’というプレゼンをしています。米国は世界経済でも支配的な位置をもつべきであり、そのエネルギーは旺盛で、政治が間違いであるというものです。このなかでの動画でジェフ・ブッシュとの対決が湧かせます。 トランプの方がここでは優勢とみました。

 このなかで、日本の安部晋三はがんばっているが、経済の改革意欲がいま一歩であるので、日本の経済の世界的シェアはさらに小さくなるとふれます。
中国やメキシコに雇用を輸出することことはない。メキシコで自動車を作らせて、その車に乗ってかれらの不法移民を助けているいう表現で聴衆をわかせます。
https://www.washingtonpost.com/opinions/donald-trump-is-selling-america-short/2015/09/17/95678566-5d78-11e5-8e9e-dce8a2a2a679_story.html?postshare=8311442599835977
~~~~
一般からのコメントのひとつを以下に掲載します
 Obamaの外交ののこしたものという観点からの投稿です: 
indiekiller氏
9/18/2015 2:06 PM GMT+0900 「トランプはうけている、なぜなら 彼は全能的のアメリカを形にしてあらわすべきであると考えまた信じているからである。 アメリカ人はなせこれを信じるか? なぜなら、そのように小さい時から教えられてきたからだ。 オバマもまた、アメリカが例外的で、かけがえのない国であると投げかけている。それは表現としては同じであるが、オバマのそれはかれのなかにおいて意味をなさない。 トランプはひとびとに、自分たちがなにを信じたいのかを語る。 オバマはシリア問題に最初からレッドライン(忌避線)を引いて外交を誤った。 彼は脅威に対して立ち向かおうとせず、身を引いたのである。 かれは考えた、米国の威信があれば十分に抑えられると考えたのである。 かれは世界に対して、侮ったゲーム(game of chicken)をして、そして、負け続けた。 彼は考えた:ロシアはウクライナから、中国はアジアのピヴォットへの触手から手を引くと考えた。結果はロシアも、中国も手を引くどころか、ISISもかれの背中をすりぬけて、シリアにはいり力をつけてしまった。 ヨーロッパへの難民危機はその結果である。リビア、エジプト、そしてその近隣の国々から、難民がヨーロッパへなだれ込んでいる。ISIS、そしらは、オバマが欲する体制変化の結果が、アメリカと問題を共有する国々に対しての機能破たんとして変化(change)になってしまった。 この混乱危機は、オバマの外交政策の失敗と市民精神の死(civilians die)によるものである。 オバマは中国との伝統的政策を変えることも望んでいる。 このことが冷戦以来の最悪の緊張をアジアに起こしているのではないか。 オバマはそれを意識しているのか疑うべきである・・」   (以下原文)
Dear Donald Trump: China, Japan and Mexico are not ‘killing us’
America occupies a dominant position on the global economic landscape.
washingtonpost.com|作成: Fareed Zakaria

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Trump is popular because he appeals to those who think and believe that the US should exercise its omnipotent power onto the world. Why do Americans believe this? Because that's what they've been taught. Obama too projects that the US is exceptional and indispensable. It's the same message but Obama believes in his own nonsense. Trump tells people what they want to believe. Obama's mistakes in foreign policy like his redline he drew in Syria. He knew he wasn't going to carry out that threat because why would he have backed out? He thought the mighty US reputation in the world was enough. Obama plays a game of chicken with the world and he always loses. He thought Russia would yield on Ukraine. He thought China would yield on the Pivot to Asia. Neither Russia or China is backing down. ISIS rose from Obama backing out of his redline warning to Syria. The European refugee crisis is a result of that. Libya, Egypt, and neighboring countries have refugees fleeing into Europe also, all a result of ISIS and Obama wanting regime change as a default policy against every country the US has a problem with. Chaos results from Obama's foreign policy and civilians die. Obama wants regime change in China too. Was it because that the worst tensions in the Asia is happening since the Cold War? You have to wonder if Obama has a conscience     徒然こと 2  音楽絵画 観世能 絵馬のアーカイヴです。   2012/12/27 に公開 <button class="yt-uix-button yt-uix-button-size-default yt-uix-button-default yt-uix-button-empty yt-uix-button-has-icon no-icon-markup watch-pencil-icon"></button>

This is Kanze Noh play "Ema" .
Ema is a picture board of a good wishes at the year end, which will devote to Goddess Amaterasu.
This is a famous myth on Amaterasu Goddess. She hates male gods' annoyance to her, and she got to stay in rock

No138Kanze Noh Ema music variation

朝日記150921 Washington Post Watcherとして日本をみることと今日の絵

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朝日記150921 Washington Post Watcherとして日本をみることと今日の絵

徒然こと 今日の絵

 町田市市民祭絵画展の出展にします。(10月28日~30日町田市民ホール4階ギャラリー)

(題名 秋コンポジット F20号)

(題名 のどかな港 F30号)

 

徒然こと 2 Washington Postを追っかけてます。

*Washington Post Watcher(WP)になっています。無料で配信を受けているので、その間の「見張り」です。
WPでは、
平和安全法制については、総じて好意的な反応です。
一般からのコメントで、日系の投稿者が総じてネガティヴな
反応を積極的にだしていました。アメリカの投稿者の多くは少々戸惑っている感じでした。

ひとつおもしろいのは、「ISISがノーベル平和賞にノミネートされるまで、日本の方針はかわらないであろう」という 一般からの書き込みがありました。

平和安全法制について、すこし勉強しておこうと外務省系や内閣府系のネットをながめました。
*Wikipediaあたりが、中立的に記述していて、これからのレヴューは親切でした。
身近に感じたのはBusiness Journalのブログで、浜田宏一さんの国際公共財としての安全保障の考えの説明でした。 
http://biz-journal.jp/2015/07/post_10705_3.html

浜田宏一氏米イェール大学名誉教授の分析 内閣広報Q&A
国際公共財
公共財  公園の例   非排除性  非競合性、
(A)戦略的代替性、 冷戦構造  ビッグブラザーの力で安全(=望ましい国際的公共財の不足)
(B)戦略的補完性  地域紛争  ビッグブラザーの不在、地域自ら軍拡へ(=国際的公共財の過剰圧力)
(A) の不足を(B)が補う ある種の力学的平衡(安定的か不安定的かは別問題)

朝のラジオ体操で、周りを威嚇したおじさんがいて、なにかと因縁をつけていましたが、このごろはさすがに来なくなりました。 拍子抜けでもあります。
安全保障問題を公園問題に置き換えて考えるヒントがわかりやすいとおもいました。

徒然こと 3 ローマ法王と中国主席のワシントン

*来週は、ローマ法王と中国習近平主席がワシントンですれ違う状況です。

スーパーパワーの一極としての面目を維持できるか、アメリカがどう迎えるかが、興味の焦点のようです。 ローマ法王も、習主席もともに賓客として相対化してしまい、アメリカもやるものです。しかも、法王は議会でスピーチをするというおまけつきです。以下をご覧ください;

On the eve of Xi Jinping’s U.S. visit, China loses some luster

朝日記150927 筒香選手のホームラン、日中韓首脳会談のことなどと今日の絵

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朝日記150927 筒香選手のホームラン、日中韓首脳会談のことなどと今日の絵

おはようございます。きょうは雨がちの日曜の朝です。
旧友にさそわれて教会の礼拝にいきます。あとの懇親ワインが狙いでもあります。

徒然こと 1
きのうは横浜球場にDeNA vs Dragons最終戦にいきました。
DeNAが九回 筒香選手の同点とバルディルスの逆転連続のホームランで勝ちました。球場はおおいにわきました。
ながらく、野球のことはわすれていましたが、娘夫妻がこのチームの熱狂ファンで先月、この球場での広島戦を見て、こちらも加わった感じです。 試合をひとつのFestとして、ほぼ一日家族でたのしめる企画が当たっているとおもいます。
野球がテーマパークとなる。 ビールの売り子が栗鼠のように動くのが可愛かったです。あのような笑顔はひとをHappyにしますが、家ではどんな風なのかなとふと、余計なことを想像しました。いいスマイルをするひとは、家でもやはりそうであると家内はあとでいいました。 おもうに、いまは昔になっています。
 crazy and happy, こちらも仮装して、どこかのおばさまから、可愛いといわれました。
平和であることのありがたさがふと、脳裡をはしりました。


徒然こと 2 .
The following is sent to the Abe Prime minister's facebook:
日中韓首脳会談の件~~9月25日の安倍首相の記者会見は、安保関連法案を成立し、いよいよ三つの矢がそろう機運が興ってきたとおもいます。お話のなかでひとつ気になることは本年10月から11月にあるという日中韓首脳会談の件です。 いろいろ裏側の準備交渉はあったとは思いますが、中と韓の首脳がさきにとりきめして、日よ、「おいで」と呼ばれる図式は 礼を失したものであります。韓が幹事役なら まずは韓みずからが我が国にも来て話をまとめるべきです。「ドアはひらかれている」という意味はそういうことです。もっとも折よく、日、中、韓の首脳が国連総会で来週顔を合わせるのであれば、ここで三国首脳会談をいったんおこなったらどうでしょうか。 聡明な安倍総理のことですからなにかをお考えでしょうが、ここは国民が納得のいく、外交的な筋をとおされるようお願いします。
~~~How do you think of this problem?


朝日記15092気もちの好い朝の風と今日の絵

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朝日記15092気もちの好い朝の風と今日の絵


みなさま、おはようございます。
きょうは、夏の気温ですが湿度が低く快適です。
こんな午前は、ケント紙のロールから大きめの画用紙をカットして、水刷毛で曲がりの癖をとって板台にはりつけます。これに下塗り絵具を幅広の刷毛で刷き、天日で乾燥します。
天気がよいので、帽子をかぶります。半そでが風にちょうどよいです。
もらってきた柘榴の実が色具合もよいので、これをパステル画に挑戦します。 結果はなにか狙いがはずれたかわいそうな絵になってしまいました。 あとで手をくわえることにして 快い失望感を以って午前の部としました。

江ノ電北鎌倉駅情景

微睡み

朝日記150929 「ドアはひらかれている」と今日の絵

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朝日記150929 「ドアはひらかれている」と今日の絵

みなさんこんばんは。

首相官邸facebookに以下のコメントを送りました。(9/28)

「日中韓首脳会談を楽しみに」、ニューヨークの国連本部で、安倍首相が朴韓国大統領に立ち話をされてのは、よかったのではないかとおもいます。首相の人柄がでていて 虚勢もなくフェアであったと評価します。しかし、それはそれとして、やはり政治ですから、優しさだけでは、立ちいかないとおもいます。一方で冷徹なる頭、権謀術数、とことん計算した知恵のぶつかり合いであるべきとおもいます。 朴さんが「ドアをたたく」チャンスを得たと彼らが考えれば彼らは大したものです。

 

 

朝日記151001 「総合知学会」そして私の絵のこと

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朝日記151001 「総合知学会」そして私の絵のこと

 おはようございます。

10月になりました。 けさは 「総合知学会」の場でのこの数年の研究と絵画制作を書きます。

徒然こと 1  「総合知学会」でのこと 

* 私の方は、「総合知学会」(http://www1.m.jcnnet.jp/multi-disciplinary/)という小さな学会に「わたしの発信法」

http://www1.m.jcnnet.jp/multi-disciplinary/Arai121203MySendindMessage.pdf#search='%E7%A7%81%E3%81%AE%E3%81%AE%E7%99%BA%E4%BF%A1%E6%B3%95+%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%84%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%BE%E3%81%95'

 )という研究発表をしています・

そして、これにはじまり、その後、

ありがたいことに、ここでの研究継続する機会があたえらえれ、結構つづけています。概容は以下のようなものです;

1.「システム思考による目的論理と社会倫理(I)

~序論 カント判断力批判について」

(学会2013年度論文集)

http://www1.m.jcnnet.jp/multi-disciplinary/Journal2013.html

 

 

2.. 「目的論理の構造としての「自由意志」と「因果性」を考える

-カント「純粋理性批判」の文脈を通して-」

(学会2013年度論文集)

 

http://www1.m.jcnnet.jp/multi-disciplinary/2013_7SC_Arai_p217~234.pdf

 

これを皮切りとして

3.「目的性論理の価値認識の「上限境界線」えお考えること」(II)

(2014年度学会論文集(出版準備中))を経て、

ことしは 目下 以下ふたつの研究発表の最中です。 

4.「価値の共約不可能性と多文化主義について」(IV)

5.「制度(論)からみたシステムの多元論的論理」(V)

なお、

6.論文(III)は

「目的論の構造を考える~カント「判断力批判」を読んで」は

マジックナンバーで、 執筆継続中の形で、これは

旧約をよむでの質疑応答がベースのエッセイのコレクションのものです。

 

*ところで、 すべての出発点は 橋爪先生の「旧約を読む」での

質疑応答からであり、目下、思考の集中を獲得できたことは

ありがたいことで、どこまで「徹底的に」になるか

わかりませんが、充実した晩節の日々が得られたことは

先生にはとおくから感謝しています。

 

徒然こと 2 絵画制作のこと

* もうひとつの原点は、絵画制作です。

甲状腺癌のあと、絵画制作がじずかに日々の時間を

満たしてくれ、これが、「旧約を読む」の出席に

つながり、 その思考の活性化を頂いたことです。

 そうですね、毎朝、近くの公園での

ラジオ体操を日課として、帰りに5点ほどスケッチしてかえります。

月に2度の素描会に通い、ときどき絵画展に出展しているうちに。気が付きますと

スケッチ数 3万点に近づいています。 これらを ブログ「朝日記」やfacebookにて

「音楽絵画」として発表して、260篇になりました。

おもしろいもので アクセスカウンターは、目下 30万回に

近づいています。 90%以上は日本ですが、

全世界からのアクセスがあり、反応がありおもしろい。

{見出しは 英語にしています}

 そして、絵の制作が また、左脳の哲学的の思考を高めてくれる相乗効果が

あるようです。

家のこと、 庭の草木の世話も家内まかせで、小言をもらうのも増えています。

そよそ、そんな毎日です。 

  

 絵をふたつ添付します;

「秋のコンポジット」

 

「のどかな港」(2015町田市介護予防月間応募原画)

 

朝日記151006 新しい音楽絵画とこれまでの10月6日朝日記ときょうの絵

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朝日記151006 新しい音楽絵画とこれまでの10月6日朝日記ときょうの絵

おはようございます。

徒然こと1 新しい音楽絵画2つです;

No.265 秋の好日

https://www.youtube.com/watch?v=jIMReUUmu1c

No.265Variation 秋の好日

https://www.youtube.com/watch?v=-3JFS3X5cIc

今日の絵

(2014・10の絵)

 

 

徒然こと 2 過去4年の10月6日の朝日記を以下に掲載します。

朝日記141006 いっきに老人くらぶを越えてしまうことと今日の絵

朝日記131006 徒然こと19 存在について と今日の絵

朝日記121006 ~独裁国家の排除の仕組みをさぐる、ドイツ基本法から

朝日記111007 「柿と柑橘の描き分け」について

(2011・10の絵)

 

朝日記151014 JRに御馳走になった話などと今日の絵

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  朝日記151014 JRに御馳走になった話などと今日の絵

おはようございます。
よくはれあがった好日です。

徒然こと 1
南京虐殺の資料世界登録が中国から出され、その一方的な内容に日本政府が、ユネスコ分担金削減を考慮しているという問題については、興味あります。外交問題というのは 悪がきとのつきあいみたいなもので、誰かが誰かをいじめたり、いびったりするドラえもんのノビタやジャイアンやスネオなどがいる世界をおもわせます。きょうは安穏でも、あすは急に安穏ではなく変転します。
冷静沈着で、優しさもあるが、賢く、ときにしたたかさもあるということであれかしです。
アメリカがずいぶん長い間、国連が彼の意に沿わないので分担金の支払いを止めていましたが、いまはどうなっていますかね。 菅官房長官のようなポーカーフェースで、一喜一憂せずに、淡々ゲームを進めていくのがよろしいと願っています。
ところで日中韓首脳会談は ほんとうにやる気なのですかね。

徒然こと 2
 神田明神でラジオ体操をやっている友人から、境内での「お守り」撮影禁止ということ。どうも あちこちでの撮影禁止とういう風習があふれているようです。 数年まえですが鎌倉のお寺でも、入場料を取って寺内撮影禁止というのがありました。さらにスケッチも禁止というわけのわからないものがあります。
デパートでの美術展でもそういうのに遭遇したことがあります。 そのときは、さすがに責任者をよび、その根拠を尋ねたことがあります。 結局、風潮にながされて右へ倣えということと判断しました。
prima facie injustという語を最近に遭遇しました。なにか腑に落ちないことがあり、正しくないと判断したときに、あれは間違いではないかと、だれかが言わないと そのまま認め、justになるというものでした。 アメリカでの話です。(スタンフォード哲学百科でSocialInstitution項目の解説) 特許の異議申し立ても根底はこの思想でしょうか。
(客室係りのYamanaka さん)
徒然こと 3 JRに御馳走になった話
10月の連休の最後の日に、JR東日本の特別企画 お座敷列車で乾杯というのに、誘われて四名で参加しました。 ブルーの車体に「華」というマークの入った「品川駅お客さま感謝DAY号」という列車です。もっぱら宴会専用で、常盤軒の和食弁当、アサヒビール缶5、酎ハイ氷結レモン1です。持ちこみも自由ですから、それだけでもうこちらは十分でもあります。
卒業2年くらいのゼミの同窓会の一行が隣テーブルで、ちょっと騒がしかったですが、あとは我々と似たりのテーブルでした。
この列車は、品川駅を15:03に出立して、途中埼京線の蓮田駅にて停車して、ここでただひたすら宴会をもりあげ、全体としては、横須賀・山手貨物・東北本線経由で、18:25に品川に戻ってくるものです。
銀髪の品川駅長の歓迎のあいさつがあり、さていよいよのところですが、昼ごろおきた路線内で貨物列車のトラブルが解決せず、結局 最初から最後まで 品川駅に止まりとなりました。 そして、果せるかなJRはこの企画はなかったことにして、後日 料金全額を払い戻すということです。すでに出してある食べ物や飲み物はどうぞ召し上がってくださいということで、全体がすっかり盛り上がりました。
車両係りの若い職員に、「ピンチをチャンスにして頑張って」という励ましの声がゼミ系からかかります。私はといえば、木炭で、そのひとたちのスケッチを走らせていました。JRにご馳走になった話です。 

常盤軒の和食弁当、アサヒビール缶5、酎ハイ氷結レモン1

「品川駅お客さま感謝DAY号」と吾輩

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